おすすめマイクの紹介 [SeElectronicsのコンデンサーマイク]

SeElectronics(エスイーエレクトロニクス)社のsE2200aⅡCというマイクの紹介です。

このマイクを購入したのは5年前くらいでしょうか。

20万円クラスのマイクに引けを取らないというレビューなんかを見て、金額も税込3万台だしと、半信半疑で購入し実際使用してみました。

僕個人としてこのマイクは当たりでした。

1.購入してよかった点

2.購入して残念だった点

■コンデンサーマイク、ラージダイアフラム
■カーディオイド(単一指向)
■周波数特性:20Hz-20KHz
■感度:25.3 mV/PA
■出力インピーダンス:200Ω以下
■ノイズレベル:13.9dB-A
■最大SPL:135dB(THD 0.5%)
■電源:ファンタムパワー 48V±4V
■出力コネクター:XLR3ピン(オス)
■サイズ・重量:径51.5mm、長さ218mm・537.6g

※サウンドハウス公式販売サイトより引用


こんな箱に入ってます。マイク単体としても500gちょいと結構重量がありますが、箱も大きいです。


箱の中身です。こんな感じになっています。外箱は紙ですが、中は結構しっかりしていて、写真にはありませんが、上に結構分厚いクッションを被せてありました。


マイクスタンドに立てるとこんな感じです。ポップガードがショックマウントに突き刺さる感じで固定できます。ただ中に押し込むだけでなく、ちょっとしたレバーみたいなものがあり、レバーを押しながら入れていき、入れ終わった後レバーを離せば固定完了となってます。
ショックマウントとポップガードの見た目は個人的に、うーんですが、しっかり固定はできています。


ローカットスイッチです。僕は基本的にOFFにして使用しています。


-10dbスイッチも付いています。これも基本的に0dbで固定。


ショックマウントです。作りはプラスチックです。何回か使用しても特にどこか折れたりということはないです。当たり前に扱えばそうそう壊れることはないんじゃないかなと思います。


これは実際ショックマウントにポップガードの先を入れたアップ写真です。かすかにボケて見えてますが、「sE」マークの右下あたりにレバーがあります。これを押しながら入れていきます。


ショックマウントの下側。マイクを入れた後、このネジまわしで固定します。

 

1.購入してよかった点

収録した音が予想以上に良かったです。実際ホールレコーディングの時にどんな音が録れるか、収録用と決めていたAKGとNEUMANNのマイクと並べてヴァイオリンのレコーディングで使用したのですが、結局ミックス時、収録楽曲のいくつかはこのマイクで録った音を採用しました。

NEUMANNみたいに「The NEUMANN」という独特の下がグッとくるものでもなく、AKGのようにハイの部分が特段、キラついているのではないのですが、至ってシンプルにバランス良く録ってくれるマイクだという事が分かりました。いつか書こうと思いますが、同価格帯のAUDIO TECHNICAのAT4040より良いと感じています。

 

2.購入して残念だった点

マイク自体が少し重めだという事が一点。サイズが縦長でマイク本体500gの重さがあるので、マイクスタンドの関節のネジをしっかり固定していないと頭がグラっと下がります。K&Mのスタンドなどオススメです。

あと一点はショックマウントのマイクを固定する下側のネジ。全てプラスチックでできていますのでしょうがないのですが、しっかりネジ穴にはめて回さないと変な回り方をします。というか歪んで回らなくなります。

上記2点を除けば全く不満がありません。

全体的にはこの価格帯から考えるとかなりコストパフォーマンスの良いマイクだと思います。ある程度金額のするオーディオインターフェースとセットで使用すると、間違いのない音が録れると思います。

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